作成日: 2026/03/25 最終更新日: 2026/03/25
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NuGetパッケージのバージョンは依存関係の制約に反しない範囲であれば更新可能です。
依存関係の制約はnuget.orgのDependenciesタブをご確認ください。
たとえば、MESCIUS.ActiveReports.jaの20.0.0は DS.Documents.Imagingの8.1.4 に依存していますが、9.0.0未満のバージョン(8.x.x)であれば更新可能です。
DS.Documents.Imaging (>= 8.1.4 && < 9.0.0)ただし、更新が必要となる理由のあるパッケージのみ更新することを推奨します。
NuGetパッケージマネージャーの機能による一括更新はお勧めしません。
不必要にバージョンを更新すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
開発環境のバージョンと一致していない場合、デザイナが正しく動作しない
開発環境にインストールしているActiveReports for .NETのバージョンと、NuGetパッケージのバージョンが一致していない場合、デザイナが正しく動作しない可能性があります。
前述のDS.Documents.Imagingのバージョンを更新した場合、コード形式セクションレポートのデザイナでプレビュータブの機能が利用できなくなります。
本動作は仕様上の制限となります。
Visual Studioに組み込まれたデザイナが参照するアセンブリのバージョンにはリダイレクトの設定が適用されないため、エラーを回避する方法がありません。
実行時の動作には影響しませんので、デザイナが依存しているパッケージの更新が必要な場合は、レポートの編集が完了してから更新してください。
バインドリダイレクトの設定が大量に追加される
.NET FrameworkのプロジェクトでNuGetパッケージのバージョンを更新すると、App.configやWeb.configにバインドリダイレクトの設定が追加されます。
◆設定例
<dependentAssembly>
<assemblyIdentity name="DS.Documents.Imaging" publicKeyToken="d55d733d2bfd5065" culture="neutral" />
<bindingRedirect oldVersion="0.0.0.0-8.2.3.0" newVersion="8.2.3.0" />
</dependentAssembly>
<dependentAssembly>
<assemblyIdentity name="System.Buffers" publicKeyToken="cc7b13ffcd2ddd51" culture="neutral" />
<bindingRedirect oldVersion="0.0.0.0-4.0.5.0" newVersion="4.0.5.0" />
</dependentAssembly>
この設定が追加されること自体は正しい動作ですが、後から元のバージョンに戻す必要性が生じたとき、どの設定を残すべきか判断が困難になります。バージョンを戻したのにリダイレクトの設定が残っている場合、実行時にFileNotFoundExceptionやFileLoadExceptionなどの例外が発生します。
.NETのプロジェクトでは参照バージョンが自動的に決定される仕組みになっているため、上記のような問題は基本的には発生しません。
◆参考情報
ランタイムがアセンブリを検索する方法 - .NET Framework | Microsoft Learn
既定のプローブ - .NET Core - .NET | Microsoft Learn