作成日: 2026/03/25 最終更新日: 2026/03/25
文書種別
使用方法
詳細
ActiveReports for .NET 20.0J のセクションレポートは、CompatibilityModeというプロパティでレンダリングエンジンを選択可能になっています。
GDIを選択した場合、旧来のレンダリングエンジン(GDI/GDI+)が使用されます。
CrossPlatformを選択した場合、クロスプラットフォームでの実行に対応した新しいレンダリングエンジンが使用されます。
新規にセクションレポートを作成した場合、デフォルトでCrossPlatformが設定されます。
基本的にはCrossPlatformのまま利用することを推奨します。
ただし、CrossPlatformとGDIでは描画結果が完全には一致しない場合があります。
差異の具体例は以下をご参照ください。
互換性維持のため、ファイルコンバータで移行したレポートはGDIが設定された状態になります。
新旧のレポートで描画を一致させたい場合は、CompatibilityModeの変更をご検討ください。
デザイナでCompatibilityModeを設定する手順は以下の通りです。
- レポートエクスプローラで最上部の「レポートコンテンツ」を選択する
- プロパティパネルでCompatibilityModeを設定する

レポートの実行時にコードで設定する場合、以下のように記述します。
var sectionReport = new SectionReport1();
sectionReport.CompatibilityMode = GrapeCity.ActiveReports.Document.CompatibilityModes.GDI;
sectionReport.Run();
なお、GDIのレンダリングには以下のNuGetパッケージが必要です。
パッケージが不足している場合、CrossPlatformで描画されます。
エラーや警告は発生しません。
必要なパッケージは以下の操作で自動的にインストールされます。
アンインストールせずにご利用ください。
- .NET Frameworkのプロジェクトにコード形式セクションレポートを新規に追加したとき
- .NET(8+)のプロジェクトには自動で追加されません
- 旧バージョンのプロジェクトをファイルコンバータで移行したとき
※制限事項
- 実行環境がWindows以外の場合、GDIは利用できません。
- .NETと.NET Frameworkでは、GDIの描画が完全には一致しません。
- 特に、以下の状況では差異が大きくなります。
- TextBoxやLabelのCharacterSpacingプロパティに0以外を設定している。
- 特に、以下の状況では差異が大きくなります。
.NETでは、CompatibilityMode=CrossPlatformでの利用を推奨します。
既存のプロジェクトを.NET Frameworkから.NETに移行するときは、セクションレポートのCompatibilityModeをCrossPlatformに変更することをご検討ください。