作成日: 2026/10/09 最終更新日: 2026/0/09
文書種別
制限事項
発生環境
.NET 10
状況
回避方法あり
詳細
FlexGrid for WinForms を使用した .NET 10 の WinForms アプリケーションにおいて、プロジェクトファイル(.csproj)に直接 SelfContained 設定を追加して自己完結型アプリとしてビルドした場合、ビルドは成功するものの、実行時にアプリケーションが異常終了します。
(自己完結の設定例) ※.csprojファイルに以下を設定
<PropertyGroup> <SelfContained>true</SelfContained> <RuntimeIdentifier>win-x64</RuntimeIdentifier> </PropertyGroup>
デバッグ実行を行うと、以下の終了コードでプロセスが強制終了します。
Program '[xxxx] prj_FlexGrid4.exe' exited with code 3221226525 (0xc000041d).
また、FlexGrid を配置した画面を開いた際に以下の例外が発生するケースも確認されています。
System.IO.FileNotFoundException: Could not load file or assembly 'UIAutomationProvider, Version=10.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=31bf3856ad364e35'. 指定されたファイルが見つかりません。
回避方法
上記エラーは、FlexGridが使用するMS UI Automation機能に必要なUIAutomationProvider.dllが、出力フォルダに含まれていないために発生します。 このアセンブリはWindowsデスクトップランタイムのWPF関連コンポーネントの一部であるため、問題を回避するには以下のいずれかを行ってください。
(A) .csprojファイルに以下を追加します。
<UseWPF>true</UseWPF>
※最終的な設定内容は以下のようになります。
<PropertyGroup> <UseWPF>true</UseWPF> <SelfContained>true</SelfContained> <RuntimeIdentifier>win-x64</RuntimeIdentifier> </PropertyGroup>
(B) プロジェクトのプロパティでWPFを有効*にします。
*) プロジェクト名を右クリック > プロパティ > 全般 > Windows Presentation Fundation、で
「このプロジェクトでWPFを有効にします」のチェックをONにします。