作成日: 2016/10/07 最終更新日: 2017/01/25
文書種別
不具合
状況
修正済み
詳細
C1ExcelのBorderXXXXプロパティ(BorderBottomなど)を使用してセルの罫線を設定し、Saveメソッドで保存した.xlsxファイルを、Loadメソッドで読み込みそのままSaveメソッドで保存すると、設定した罫線が表示されません。
C1Excelにおける罫線の設定には線の種類と線の色の2つの要素がありますが、線種のみを指定し、線の色を明示的に設定しなかった場合、不完全な情報とみなされて罫線のLoadメソッドによる読み込みが行われないためです。
罫線を設定する際には、線の種類と共に、線の色(BorderColorXXXXプロパティ。例:BorderColorBottomなど)も設定してください。
C1Excelにおける罫線の設定には線の種類と線の色の2つの要素がありますが、線種のみを指定し、線の色を明示的に設定しなかった場合、不完全な情報とみなされて罫線のLoadメソッドによる読み込みが行われないためです。
罫線を設定する際には、線の種類と共に、線の色(BorderColorXXXXプロパティ。例:BorderColorBottomなど)も設定してください。
回避方法
この問題はバージョン2.0.20163.226または4.0.20163.226で修正されました。
修正版の適用方法については、アップデートの方法を参照してください。
修正版を適用しない場合の回避方法は、次の通りです。
(A) C1Excelを使用して.xlsxファイルを生成する際に、線の種類と線の色を明示的に指定します。
◎サンプルコード(VB)
◎サンプルコード(C#)
(B) 線種のみの指定で生成済みの.xlsxファイルの場合、いったんMicrosoft Excelを用いて開き、「名前をつけて保存」にて保存し直すことで、罫線にExcelの既定の色が設定されます。
修正版の適用方法については、アップデートの方法を参照してください。
修正版を適用しない場合の回避方法は、次の通りです。
(A) C1Excelを使用して.xlsxファイルを生成する際に、線の種類と線の色を明示的に指定します。
◎サンプルコード(VB)
Dim style1 As New XLStyle(C1XLBook1)
style1.BackColor = Color.LightGray
style1.BorderBottom = XLLineStyleEnum.Thin
style1.BorderColorBottom = Color.Blue
sheet(0, 0).Style = style1
style1.BackColor = Color.LightGray
style1.BorderBottom = XLLineStyleEnum.Thin
style1.BorderColorBottom = Color.Blue
sheet(0, 0).Style = style1
◎サンプルコード(C#)
XLStyle style1 = new XLStyle(c1XLBook1);
style1.BackColor = Color.LightGray;
style1.BorderBottom = XLLineStyleEnum.Thin;
style1.BorderColorBottom = Color.Blue;
sheet[0, 0].Style = style1;
style1.BackColor = Color.LightGray;
style1.BorderBottom = XLLineStyleEnum.Thin;
style1.BorderColorBottom = Color.Blue;
sheet[0, 0].Style = style1;
(B) 線種のみの指定で生成済みの.xlsxファイルの場合、いったんMicrosoft Excelを用いて開き、「名前をつけて保存」にて保存し直すことで、罫線にExcelの既定の色が設定されます。
旧文書番号
81825