作成日: 2019/08/09 最終更新日: 2019/08/09
文書種別
使用方法
詳細
レポートをCSV形式にエクスポートすると、区切り文字(カンマ記号)を含む文字列には囲み記号(引用符)が付加されます。
また、文字列に引用符が含まれる場合は、囲み記号と区別するために、元の引用符をエスケープした上で囲み記号が付加されます。
Textエクスポートフィルタでは、QuotationSymbolプロパティにnull文字を設定することで上記の動作を無効にできます。
◆サンプルコード(VB.NET)
◆サンプルコード(C#)
描画拡張機能では、囲み記号が必ず付加されます。
QuotationSymbolプロパティにnull文字を設定すると、CSVファイルにnull文字が出力されます。
元のデータ | A1 | A,2 | A3 |
---|---|---|---|
CSV出力 | A1,"A,2",A3 |
また、文字列に引用符が含まれる場合は、囲み記号と区別するために、元の引用符をエスケープした上で囲み記号が付加されます。
元のデータ | A1 | "A2" | A3 |
---|---|---|---|
CSV出力 | A1,"¥"A2¥"",A3 |
Textエクスポートフィルタでは、QuotationSymbolプロパティにnull文字を設定することで上記の動作を無効にできます。
◆サンプルコード(VB.NET)
Dim t As New GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport()
t.QuotationSymbol = vbNullChar
t.QuotationSymbol = vbNullChar
◆サンプルコード(C#)
var t = new GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.Section.TextExport();
t.QuotationSymbol = '¥0';
t.QuotationSymbol = '¥0';
描画拡張機能では、囲み記号が必ず付加されます。
QuotationSymbolプロパティにnull文字を設定すると、CSVファイルにnull文字が出力されます。
関連情報
旧文書番号
84370