作成日: 2020/04/15 最終更新日: 2020/06/30
文書種別
使用方法
詳細
宛名ラベルやタックシールのように、1ページにA行×B列のデータを出力するようなレイアウトのレポートを作成する方法は、レポートの形式によって異なります。
また、データの出力方向はColumnDirectionプロパティで、各カラム(列)間のスペース(間隔)はColumnSpacingプロパティで設定が可能です。
【カラム形式レポートの出力イメージ】
製品ヘルプの以下のトピックにて、ラベル形式レポートの作成方法を説明しております。こちらをご参考ください。
ラベル形式のレポート
なお、列数はColumnCountプロパティで設定が可能ですが、1ページ当たりの行数は、上下のマージン(余白)や各セクションの高さにより決まります。
また、LayoutActionプロパティを使用することでラベルの出力開始位置を制御することも可能です。たとえば、4つめのラベルから出力したい場合には、以下のようなコードになります。
◆サンプルコード(VB.NET)
◆サンプルコード(C#)
LayoutActionプロパティの詳細については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。
クラスライブラリリファレンス
- GrapeCity.ActiveReports アセンブリ
- 名前空間
- GrapeCity.ActiveReports 名前空間
- クラス
- SectionReport
- プロパティ
- LayoutAction プロパティ
具体的なレイアウトについては、製品付属の以下のサンプルをご覧ください。
レポートギャラリー サンプル
- 「Reports¥Page Reports¥Other¥TackSeal」
なお、上記のサンプルは、用紙の左上から下に向かってデータを出力し、用紙の一番下に達したら、次は右側の列に出力するようなレイアウト構成となっております。(セクションレポートにおける、ColumnDirectionプロパティ=DownAcrossと同じ状態)
出力方向などを変更したい場合は、コントロールの配置自体を変更する必要があります。
上記の「TackSeal.rdlx」の出力方向を変更したもの(セクションレポートにおける、ColumnDirectionプロパティ=AcrossDownに相当)は、こちらからダウンロードしてください。
また、ラベルの出力開始位置を調整する機能・方法は、ページレポートには用意されておりません。レポートのデータソースに空のレコードを追加するなどして、開始位置を調整してください。
具体的なデザイン方法については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。
カラム形式のレポートレイアウト(RDLレポートのみ)
なお、上記のレイアウトは、用紙の左上から下に向かってデータを出力し、用紙の一番下に達したら、次は右側の列に出力するようなレイアウト構成となっております。(セクションレポートにおける、ColumnDirectionプロパティ=DownAcrossと同じ状態)
この出力方向を変更する機能・方法は、RDLレポートには用意されておりません。
また、ラベルの出力開始位置を調整する機能・方法も、RDLレポートには用意されておりません。レポートのデータソースに空のレコードを追加するなどして、開始位置を調整してください。
セクションレポートの場合
DetailセクションのColumnCountプロパティに任意の値を設定することで、Detailセクションを横方向に分割することができ、複数のカラム(列)のレポートを作成できます。また、データの出力方向はColumnDirectionプロパティで、各カラム(列)間のスペース(間隔)はColumnSpacingプロパティで設定が可能です。
【カラム形式レポートの出力イメージ】

製品ヘルプの以下のトピックにて、ラベル形式レポートの作成方法を説明しております。こちらをご参考ください。
ラベル形式のレポート
なお、列数はColumnCountプロパティで設定が可能ですが、1ページ当たりの行数は、上下のマージン(余白)や各セクションの高さにより決まります。
また、LayoutActionプロパティを使用することでラベルの出力開始位置を制御することも可能です。たとえば、4つめのラベルから出力したい場合には、以下のようなコードになります。
◆サンプルコード(VB.NET)
Public iSkipLabels As Integer = 3
Private Sub Detail_Format(...) Handles Detail.Format
If iSkipLabels > 0 Then
iSkipLabels = iSkipLabels - 1
Me.LayoutAction = LayoutAction.MoveLayout
End If
End Sub
Private Sub Detail_Format(...) Handles Detail.Format
If iSkipLabels > 0 Then
iSkipLabels = iSkipLabels - 1
Me.LayoutAction = LayoutAction.MoveLayout
End If
End Sub
◆サンプルコード(C#)
public int iSkipLabels = 3;
private void Detail_Format(object sender, EventArgs e)
{
if (iSkipLabels > 0)
{
iSkipLabels = iSkipLabels - 1;
this.LayoutAction = LayoutAction.MoveLayout;
}
}
private void Detail_Format(object sender, EventArgs e)
{
if (iSkipLabels > 0)
{
iSkipLabels = iSkipLabels - 1;
this.LayoutAction = LayoutAction.MoveLayout;
}
}
LayoutActionプロパティの詳細については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。
クラスライブラリリファレンス
- GrapeCity.ActiveReports アセンブリ
- 名前空間
- GrapeCity.ActiveReports 名前空間
- クラス
- SectionReport
- プロパティ
- LayoutAction プロパティ
ページレポートの場合
ListコントロールとOverflowPlaceHolderコントロールを使用することで、ラベル形式のレポートを作成することが可能です。具体的なレイアウトについては、製品付属の以下のサンプルをご覧ください。
レポートギャラリー サンプル
- 「Reports¥Page Reports¥Other¥TackSeal」
なお、上記のサンプルは、用紙の左上から下に向かってデータを出力し、用紙の一番下に達したら、次は右側の列に出力するようなレイアウト構成となっております。(セクションレポートにおける、ColumnDirectionプロパティ=DownAcrossと同じ状態)
出力方向などを変更したい場合は、コントロールの配置自体を変更する必要があります。
上記の「TackSeal.rdlx」の出力方向を変更したもの(セクションレポートにおける、ColumnDirectionプロパティ=AcrossDownに相当)は、こちらからダウンロードしてください。
また、ラベルの出力開始位置を調整する機能・方法は、ページレポートには用意されておりません。レポートのデータソースに空のレコードを追加するなどして、開始位置を調整してください。
RDLレポートの場合
ListコントロールとColumnsプロパティを使用することで、ラベル形式のレポートを作成することが可能です。具体的なデザイン方法については、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。
カラム形式のレポートレイアウト(RDLレポートのみ)
なお、上記のレイアウトは、用紙の左上から下に向かってデータを出力し、用紙の一番下に達したら、次は右側の列に出力するようなレイアウト構成となっております。(セクションレポートにおける、ColumnDirectionプロパティ=DownAcrossと同じ状態)
この出力方向を変更する機能・方法は、RDLレポートには用意されておりません。
また、ラベルの出力開始位置を調整する機能・方法も、RDLレポートには用意されておりません。レポートのデータソースに空のレコードを追加するなどして、開始位置を調整してください。
旧文書番号
85310