作成日: 2017/09/27 最終更新日: 2017/09/27
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ActiveReports for .NET 11.0JのService Pack 2(11.2.11262.1)から、「長体機能」が新たに追加されました。
TextBoxやLabelコントロールに追加されたMinCondenseRateプロパティに「100(デフォルト値)」以外の値を設定することで長体機能が有効になります。
詳細な動作や使用方法については、製品ヘルプの「長体(テキスト幅の自動縮小)」をご覧ください。
なお、長体機能を有効にした場合には、いくつか制限事項がございます。以下の内容をご覧ください。
TextBoxやLabelコントロールに追加されたMinCondenseRateプロパティに「100(デフォルト値)」以外の値を設定することで長体機能が有効になります。
詳細な動作や使用方法については、製品ヘルプの「長体(テキスト幅の自動縮小)」をご覧ください。
なお、長体機能を有効にした場合には、いくつか制限事項がございます。以下の内容をご覧ください。
- セクションレポート全般
- CharacterSpacingプロパティに0以外の値が設定されており、文字列の最後に改行コードが設定されている場合、長体が適用された上で一番最後の文字が余分に改行された後に描画される。
- MinCondenseRateプロパティを50(%)未満に設定した時、コントロールのサイズやフォントの種類によって、設定した比率まで縮小されない場合があります。
- フォントの種類・サイズによって、全角/半角英字が正しく描画されない場合があります。(例:文字が若干歪んで描画されます。)
- ページレポート/RDLレポート全般
- Table上のセルに長体を設定した時、WrapModeプロパティが"None"以外に設定されている場合、長体が有効に動作しない場合があります。
- デザイナ
- 長体機能はデザイン時には動作しません。デザイン時には通常の文字幅で表示されます。(ShrinkToFitプロパティと同じ動作です。)
- プレビュー全般
- 長体に対応しているプレビュー方法は、以下の通りです。
ビューワ 対応状況 Windowsフォームビューワ 〇 WPFビューワ 〇 WebViewerコントロール PDF形式 〇 Flashビューワ × HTMLビューワ × RawHtml形式 × HTML5ビューワ ×
- 長体に対応しているプレビュー方法は、以下の通りです。
- Windowsフォーム用ビューワ
- 表示倍率によって、コントロールの境界線と文字の間に余分な空白生じる場合があります。空白の大きさは、フォントの種類やサイズ、コントロールの幅、MinCondenseRateプロパティの設定に依存します。
- エクスポート全般
- 長体に対応しているエクスポート形式は、以下の通りです。
方法 形式 セクション ページ/RDL エクスポートフィルタ PDF 〇 × Excel XLS × × XLSX × × HTML × × TIFF 〇 × RTF × × TEXT - - 描画拡張 PDF - 〇 Excel XLS - × XLSX - × HTML - × Image - 〇 Word DOC - × DOCX - × XML - -
※記号の意味
〇:対応している
×:未対応
-:使用不可または書式なし
- 長体に対応しているエクスポート形式は、以下の通りです。
- エクスポート(セクションレポート)
- 文字列内に2つ以上のタブ文字を含む場合、タブ文字部分が正しくPDFにエクスポートされません。(タブ文字部分が実際の見た目よりも狭く出力されます。)
旧文書番号
41349