作成日: 2020/08/28 最終更新日: 2020/08/28
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通常、Windowsフォームデザイナを使用してフォーム上に製品のコントロールを配置すると、プロジェクトに製品のライセンス情報が記述されたlicenses.licxという名前のファイルが生成されますが、.NET Coreプロジェクト用の Windowsフォームデザイナでは、licenses.licxファイルの生成およびライセンス情報の埋め込み処理が自動的に行われません。
licenses.licxファイルが存在しない場合、開発ライセンスが正しく認識されず、ライセンスに関するエラーが発生します。
そのため、.NET Coreプロジェクトでは、手動でlicenses.licxファイルの追加とライセンス情報の埋め込みを行う必要があります。
licenses.licxは以下の手順で追加できます。
licenses.licxファイルが存在しない場合、開発ライセンスが正しく認識されず、ライセンスに関するエラーが発生します。
そのため、.NET Coreプロジェクトでは、手動でlicenses.licxファイルの追加とライセンス情報の埋め込みを行う必要があります。
licenses.licxは以下の手順で追加できます。
- Visual Studioでソリューションエクスプローラを開き、プロジェクト名で右クリックして、表示されるコンテキストメニューから [追加] - [新しい項目] を選択します。
- [新しい項目の追加] ダイアログで [テキスト ファイル] テンプレートを選択して、ファイル名を「Licenses.licx」に変更し、追加します。
- Licenses.licxファイルが作成され、プロジェクトに追加されたら、プロパティウィンドウでLicenses.licxのプロパティを表示します。
- [ビルドアクション] を [埋め込みリソース] に設定します。
- Licenses.licxファイルを開き、製品ヘルプの「ライセンス情報の埋め込み」の内容を確認して、該当のコントロールのライセンス情報を記述し、保存します。このとき、通常は「GrapeCity.Win.Editors.v100」となっているライセンス情報が、.NET Coreプロジェクトで使用する場合は「GrapeCity.Win.Editors.NetCore.v100」となっていることにご注意ください。
- プロジェクトを「リビルド」します。
関連情報
旧文書番号
85940