作成日: 2020/09/02 最終更新日: 2021/02/22
文書種別
技術情報
詳細
ActiveReports for .NET は、バージョン14.0Jで .NET Core に対応しました。
サポート状況の詳細は以下の通りです。
サポート状況の詳細は以下の通りです。
- アプリケーションの形態
ASP.NET Coreアプリケーションでの使用をサポートしています。
.NET Core デスクトップアプリ(Windowsフォーム/WPF)での使用はサポートしていません。 - レポートの種類
ASP.NET Coreアプリケーションでは、ページレポート/RDLレポートが使用できます。
セクションレポートは .NET Core での使用に対応していません。 - 使用方法
ASP.NET CoreアプリケーションでActiveReportsを使用する場合、以下の使用方法がサポートの対象となります。
- JavaScriptライブラリ(JSビューワ/Webデザイナ)が参照するレポートサービスを構築する(Professionalのみ)
- レポートをPDFなどのファイル形式にエクスポートしてクライアントに配信する
- レポートをPDFなどのファイル形式にエクスポートしてサーバーに保存する
具体的な方法については、製品ヘルプの以下のトピックやサンプルをご確認ください。
JSビューワの使用
JSビューワでの印刷
WebSamples - 運用環境
ASP.NET Coreアプリケーションの運用環境に準拠します。
したがって、LinuxやMacにアプリケーションを配置することも可能です。
運用環境の詳細については、リリースノートの以下の項目をご確認ください。
ActiveReports for .NET 14.0J リリースノート|必要システム
※注意事項
ただし、Windows以外のOS上でエクスポート処理を実行することはできません。
LinuxやMacにアプリケーションを配置する場合、使用方法の「JavaScriptライブラリが参照するレポートサービスを構築する」のみがサポートの対象となります。
当該環境でのエクスポートは以下の方法でのみ可能です。
- JSビューワのサイドバーにあるエクスポートペインを使用する
- JavaScriptでJSビューワのexportメソッドを実行する
- 印刷
JSビューワを使用するとクライアントサイドでの印刷も可能です。
ビューワのツールバーにある印刷ボタンをクリックすると、レポートをPDF形式に変換して印刷を実行します。
※クライアントサイドの印刷処理はブラウザやアドオン(Adobe Acrobat)の印刷機能が実行します。
ただし、サーバーサイドでの印刷には対応していません。
ActiveReportsの印刷機能はWindows APIに依存しているため、ASP.NET Coreでの実行には対応していません。
サーバーサイドのプリンタに印刷したい場合には、.NET Frameworkアプリケーションとして構築する必要があります。
Windows以外のOSに配置したアプリケーションで当該環境のプリンタに対して印刷することは、フレームワークやアプリケーションの種別を問わず、ActiveReportsの機能では実現することができません。
関連情報
旧文書番号
85946