作成日: 2021/04/16 最終更新日: 2021/04/16
文書種別
制限事項
詳細
ActiveReports for .NET 14.0J と DioDocs for PDF もしくは DioDocs for Excel を同一プロジェクトで併用するとき、DioDocsのバージョンがV4J(4.0.0)以降である場合、例外が発生します。
たとえば、PDFエクスポートを実行すると、以下のような例外が発生します。
本現象は、製品の制限事項となります。
ActiveReports for .NET 14.0J は V4J以降のDioDocsと共存できません。
ActiveReports for .NET 14.0J では、DioDocsの英語版であるGrapeCity.Documentsの機能を内部的に使用しています。
一例として、PDFエクスポートの機能を提供する以下のNuGetパッケージは、DioDocs for PDFの英語版であるGrapeCity.Documents.PdfのV3に依存しています。
https://www.nuget.org/packages/GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.ja/14.2.20790
DioDocs for PDFのNuGetパッケージGrapeCity.DioDocs.Pdf.jaは上記の制約に該当しないため、バージョンを問わずインストールできます。
しかしながら、名前空間は日本語版と英語版で共通しているため、DioDocs for PDFのV4Jをインストールしたプロジェクトでは、AcitveReportsの内部処理もGrapeCity.Documents.PdfのV4を参照した場合と同等の状態になります。
AcitveReportsの内部処理はGrapeCity.Documents.PdfのバージョンがV3であることを想定した仕様になっているため、V4を参照した状態では予期しないエラーが発生する場合があります。
また、DioDocs for ExcelのV4Jをインストールしたときにも同様の問題が発生します。
DioDocs for Excelは、ExcelをPDFに変換する処理を提供するため、DioDocs for PDFを参照しています。
https://www.nuget.org/packages/GrapeCity.DioDocs.excel.ja/4.0.3
ActiveReports for .NET 14.0JとDioDocsを同一プロジェクトで使用する場合には、V3JのDioDocsをご利用ください。
たとえば、PDFエクスポートを実行すると、以下のような例外が発生します。
予期しないエラーが発生しました。追加情報: メソッドが見つかりません: 'Void GrapeCity.Documents.Pdf.TimeStamp..ctor(System.String, System.String, System.String)'
GrapeCity.Documents.Pdf.PdfException: Add meta data failed
本現象は、製品の制限事項となります。
ActiveReports for .NET 14.0J は V4J以降のDioDocsと共存できません。
ActiveReports for .NET 14.0J では、DioDocsの英語版であるGrapeCity.Documentsの機能を内部的に使用しています。
一例として、PDFエクスポートの機能を提供する以下のNuGetパッケージは、DioDocs for PDFの英語版であるGrapeCity.Documents.PdfのV3に依存しています。
https://www.nuget.org/packages/GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.ja/14.2.20790
そのため、GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.jaパッケージを既にインストールしているプロジェクトには、バージョン4.0.0以降のGrapeCity.Documents.Pdfパッケージをインストールできません。GrapeCity.Documents.Pdf (>= 3.2.0.550 && < 4.0.0)
DioDocs for PDFのNuGetパッケージGrapeCity.DioDocs.Pdf.jaは上記の制約に該当しないため、バージョンを問わずインストールできます。
しかしながら、名前空間は日本語版と英語版で共通しているため、DioDocs for PDFのV4Jをインストールしたプロジェクトでは、AcitveReportsの内部処理もGrapeCity.Documents.PdfのV4を参照した場合と同等の状態になります。
AcitveReportsの内部処理はGrapeCity.Documents.PdfのバージョンがV3であることを想定した仕様になっているため、V4を参照した状態では予期しないエラーが発生する場合があります。
また、DioDocs for ExcelのV4Jをインストールしたときにも同様の問題が発生します。
DioDocs for Excelは、ExcelをPDFに変換する処理を提供するため、DioDocs for PDFを参照しています。
https://www.nuget.org/packages/GrapeCity.DioDocs.excel.ja/4.0.3
以上の理由により、ActiveReports for .NET 14.0J は V4J以降のDioDocsと共存できません。GrapeCity.DioDocs.Pdf.ja (>= 4.0.0.625)
ActiveReports for .NET 14.0JとDioDocsを同一プロジェクトで使用する場合には、V3JのDioDocsをご利用ください。