作成日: 2022/04/20 最終更新日: 2023/04/27
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技術情報
詳細
ActiveReports for .NET 16.0J は、IVS(Ideographic Variation Sequence)文字の出力に対応しています。
具体的な出力例は、以下のPDFファイルをご確認ください。
サンプル(PDF)
ただし、以下の点にご注意ください。
具体的な出力例は、以下のPDFファイルをご確認ください。
サンプル(PDF)
ただし、以下の点にご注意ください。
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フォントの指定
IVS文字を正しく表示するためには、IVSに対応したフォントを指定する必要があります。
IVSに対応していないフォントでは、VS(Variation Selector、異体字セレクタ)の有無に依らず、デフォルトのグリフ(字形)で文字が表示されます。
IVSの詳細な仕様や対応フォントについては、文字情報技術促進協議会のWebサイトで公開されている技術情報などをご参照ください。
一般社団法人文字情報技術促進協議会
Unicode IVS/IVDについて
また、セクションレポートを使用する場合は、コントロールに表示する文字のグリフをすべて含むフォントを指定する必要があります。
たとえば、IVS文字とサロゲートペアを含む文字列を1つのTextBoxに表示する場合、片方のみに対応しているフォントを指定すると、正しいグリフで表示されない可能性があります。
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PDFエクスポート
IVS文字をPDFに出力するためにはProfessionalエディションが必要です。
以下の文書もあわせてご参照ください。
PDFエクスポートのProfessionalエディション限定機能について
ただし、セクションレポートを使用する場合は、以下の制限事項があります。
外字とIVS文字を含むセクションレポートをPDFにエクスポートしたとき、IVS文字が正しく出力されない
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JSビューワ/HTMLビューワ
JSビューワやHTMLビューワでレポートを表示する場合、HTML形式でレンダリングされるため、IVS文字の表示可否はブラウザの仕様に依存します。
また、IVSに対応したフォントがクライアントサイドにインストールされていない場合は、ブラウザ上にIVS文字は表示されません。