作成日: 2022/04/20 最終更新日: 2022/10/18
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Visual Studio で ActiveReports のレポートデザイナが表示されない場合、以下の原因が考えられます。
- Visual Studio の拡張機能が無効化されている
- 必要なNuGetパッケージがインストールされていない
- NuGetパッケージのバージョンが開発環境と一致していない
- .NET Core/.NETをターゲットにしている(コード形式セクションレポートのみ)
- 動作保証外のフレームワークをターゲットにしている
Visual Studio の拡張機能が無効化されている
Visual Studio で ActiveReports を使用するためには、拡張機能が有効になっている必要があります。
以下の手順で有効化してください。
- Visual Studio のメニューバーから「拡張機能」>「拡張機能の管理」(または「ツール」>「拡張機能と更新プログラム」)を開く。
- 「インストール済み」の一覧を表示する。
- GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J を有効化する。
インストール済みの拡張機能に ActiveReports が表示されない場合は、製品のインストールに失敗している可能性があります。製品を一旦アンインストールし、再インストールをお試しください。
必要なNuGetパッケージがインストールされていない
旧バージョンからプロジェクトを移行した等の理由で、ActiveReportsのNuGetパッケージが不足している場合にデザイナが表示されないことがあります。
以下の対処方法をお試しください。
- ファイルコンバータを実行する。
- プロジェクトに新規にレポートを追加する。必要なNuGetパッケージが自動でインストールされます。
※注意事項
プロジェクトが.NET Frameworkをターゲットにしている場合は、.NET Coreに含まれていないほうのReporting(下図の赤枠)にあるレポートを追加してください。
.NET Coreに含まれるほう(下図の青枠)のレポートは、.NET Coreおよび.NET用のアイテムテンプレートです。こちらを追加した場合、デザイナ表示用のパッケージがインストールされません。
NuGetパッケージのバージョンが開発環境と一致していない
Visual Studioに組み込まれたレポートデザイナを使用するためには、「プロジェクトにインストールしたNuGetパッケージのバージョン」と「開発環境にインストールした製品のバージョン」が一致している必要があります。
たとえば、ActiveReports for .NET 16.0J 初版 (v16.0.0.0) をインストールした開発環境では、NuGetパッケージのバージョンが16.0.1以降になっているプロジェクトのレポートを編集することができません。
このような状態になっている場合は、開発環境を更新するか、適切なバージョンのNuGetパッケージを再インストールしてください。
.NET Core/.NETをターゲットにしている(コード形式セクションレポートのみ)
.NET Core/.NETの制限により、Visual Studioに統合されたデザイナを使用して、コード形式のセクションレポートをデザインすることはできません。
こちらに該当する場合は、レポートファイルを.NET Coreプロジェクトから.NET Frameworkプロジェクトにリンクする方法をご検討ください。詳しくは製品ヘルプの以下のトピックをご参照ください。
動作保証外のフレームワークをターゲットにしている
ActiveReports for .NET 16.0J は .NET Framework 4.6.2 以上および .NET Core 3.1/.NET 5/6 をサポートしています。
プロジェクトの「対象のフレームワーク」が動作保証外である場合、デザイナは正常に動作しません。フレームワークの変更をご検討ください。
必要システムの詳細については、リリースノートの以下の項目をご確認ください。