作成日: 2022/04/20 最終更新日: 2022/04/20
文書種別
技術情報
詳細
ActiveReports for .NET 16.0J は、ASP.NET Coreアプリケーションで使用できます。
サポート状況の詳細は以下の通りです。
サポート状況の詳細は以下の通りです。
- フレームワーク
以下をサポートしています。- .NET Core 3.1
- .NET 5
- .NET 6
- レポートの種類
すべてのレポート形式(ページレポート/RDLレポート/セクションレポート)を使用できます。
ただし、セクションレポートの以下のコントロールには制限事項があります。
- Picture
メタファイル (EMF/WMF) は表示できません。 - Chart
メタファイル形式 (ImageType=Metafile) では表示されません。
PNG形式固定になります。 - RichTextBox
リッチテキストは表示できません。 - OleObject
使用できません。
- Picture
- 使用方法
ASP.NET CoreアプリケーションでActiveReportsを使用する場合、以下の使用方法がサポートの対象となります。
- JavaScriptライブラリ(JSビューワ/Webデザイナ)が参照するレポートサービスを構築する(Professionalのみ)
- Blazorビューワを使用してレポートを表示する(Professionalのみ)
- レポートをPDFなどのファイル形式にエクスポートしてクライアントに配信する
- レポートをPDFなどのファイル形式にエクスポートしてサーバーに保存する
具体的な方法については、製品ヘルプの以下のトピックやサンプルをご確認ください。
JSビューワの使用
Blazorビューワの使用
WebSamples - 運用環境
ASP.NET Coreアプリケーションの運用環境に準拠します。
したがって、LinuxやMacにアプリケーションを配置することも可能です。
運用環境の詳細については、リリースノートの以下の項目をご確認ください。
ActiveReports for .NET 16.0J リリースノート|必要システム - 印刷
JSビューワを使用するとクライアントサイドでの印刷も可能です。
ビューワのツールバーにある印刷ボタンをクリックすると、レポートをPDF形式に変換して印刷を実行します。
※クライアントサイドの印刷処理はブラウザやアドオン(Adobe Acrobat)の印刷機能が実行します。
ただし、サーバーサイドでの印刷には対応していません。
ActiveReportsの印刷機能はWindows APIに依存しているため、ASP.NET Coreでの実行には対応していません。
サーバーサイドのプリンタに印刷したい場合には、.NET Frameworkアプリケーションとして構築する必要があります。
Windows以外のOSに配置したアプリケーションで当該環境のプリンタに対して印刷することは、フレームワークやアプリケーションの種別を問わず、ActiveReportsの機能では実現することができません。