作成日: 2023/10/31 最終更新日: 2025/10/17
文書種別
使用方法
詳細
PDFビューワの編集機能で使用できるフォントは、デフォルトでは欧文フォントのみになっています。
日本語(和文)フォントを使用するためには、フォントを個別に登録する必要があります。
具体的には、クライアントサイド(JavaScript)で以下の処理を実行します。
この方法はクライアント完結型のPDFビューワでも有効です。
//フォントを登録する
viewer.registerFont(
'IPAMincho', //フォントの名前
'/assets/fonts/ipam.ttf', //フォントファイルのパス
{
displayName: 'IPA明朝' //PDFビューワのUIに表示する名前
}
);
viewer.registerFont(
'IPAGothic',
'/assets/fonts/ipag.ttf',
{
displayName: 'IPAゴシック'
}
);
//注釈やフォームフィールドのデフォルトフォントを指定する
viewer.options.editorDefaults.freeTextAnnotation = { fontName: 'IPAMincho' };
viewer.options.editorDefaults.textField = { fontName: 'IPAMincho' };
※この方法はフォントファイルをWebフォントとして利用するものになります。
Webフォントとして利用可能であるかは、各フォントのライセンスをご確認ください。
なお、注釈やフォームフィールドに設定したフォントは、すべてのグリフ(字形)が埋め込みの対象になります。一般的に日本語フォントはファイルサイズが大きいため、日本語フォントを埋め込んだPDFもファイルサイズが大きくなります。
ファイルサイズを小さくしたい場合は、embedModeにEmbedSubsetNoFormsを設定してください。
viewer.registerFont(
'IPAMincho',
'/assets/fonts/ipam.ttf',
{
displayName: 'IPA明朝',
embedMode: 'EmbedSubsetNoForms'
}
);
embedModeに設定可能な値は以下のリファレンスをご確認ください。
補足:ファイルサイズとフォント埋め込みの関係性
EmbedSubsetNoFormsを設定した場合、「ファイルを開いたときに表示される文字」のグリフのみがPDFに埋め込まれます。そのため、保存後のPDFをAcrobat等で開き、注釈やフォームのテキストを変更したとき、別のフォントに置き換わる可能性があります。すべてのグリフを埋め込む動作がデフォルトになっているのは、変更後もフォントを維持するためです。
PDFのファイルサイズとフォントの維持はトレードオフになります。