作成日: 2023/03/24 最終更新日: 2024/05/14
文書種別
技術情報
発生環境
V16(ver 16.0.4)以降
詳細
SpreadJS V16Jで新しい独自ファイルフォーマットのSJSファイルをサポートするため、gc.spread.sheets.io.xx.x.x.min.jsが追加され
Excelファイルのインポート/エクスポート処理も sheets.ioで対応することで、パフォーマンスが大幅に改善されました。
リボンコンテナ(デザイナ)でのExcelインポート/エクスポート処理もデフォルトでsheets.ioが使用さています。
リボンコンテナで excel.ioを使用したい場合、リボンコンテナのインスタンスを生成する前に、事前に以下のコードを実行してリボンメニューのテンプレートをカスタマイズする方法があります。
let DesignerNS = GC.Spread.Sheets.Designer, fileMenuTemplateName = DesignerNS.TemplateNames.FileMenuPanelTemplate;
let template = DesignerNS.getTemplate(fileMenuTemplateName), targetNode = template.content[0].children[0].children[1];
targetNode.children[1].children[1].children[0].children[0].items.splice(1,0,{text:"ExcelIO", value:"Excel IO"});
targetNode.children[2].children[1].children[0].children[0].items.splice(1,0,{text:"ExcelIO", value:"Excel IO"});
DesignerNS.registerTemplate(fileMenuTemplateName, template);
これにより、以下のようにインポート/エクスポートのメニューに、従来の excel.ioを使用したExcelファイル入出力のメニュー項目を追加して表示させることができます。
注意点
こちらの方法は excel.ioを使用するため、gc.spread.excelio.xx.x.x.min.jsを参照する必要があります。
また、従来の excel.ioを使用するため、パフォーマンスも従来通りになります。
なお、上記のようにコードを追加することで対応できる方法なので、リボンコンテナでは対応可能ですが、デスクトップデザイナでは対応する方法がありません。