作成日: 2023/10/30 最終更新日: 2023/10/30
文書種別
使用方法
詳細
コントロールの表示・非表示を変更する方法は、レポートの形式によって異なります。
セクションレポートの場合
コントロールのVisibleプロパティを変更することで、コントロールの表示・非表示を切り替えます。
TextBoxコントロールに表示されている値によって、コントロールの表示・非表示を切り替える場合には、イベントに以下のように記述します。
◆サンプルコード (C#)
if(this.textBox1.Text == "1")
{
this.textBox2.Visible = true;
}
else
{
this.textBox2.Visible = false;
}
◆サンプルコード (VB.NET)
If Me.TextBox1.Text = "1" Then
Me.TextBox2.Visible = True
Else
Me.TextBox2.Visible = False
End If
なお、コントロールを操作できるのは、そのコントロールが配置されているセクションのイベント(Format、BeforePrint、AfterPrint)内、またはReportStartイベント内のみです。
※ReportInfoコントロールに表示される値をコントロールの表示・非表示の条件とする場合にはBeforePrintイベントを使用してください。
ページレポート/RDLレポートの場合
コントロールのVisibility.Hiddenプロパティを変更することで、コントロールの表示・非表示を切り替えます。
フィールドの値によって、表示・非表示を切り替える場合には、Visibility.Hiddenプロパティに、以下のような式を設定します。
=IIF(Fields!Field1.Value = 1,False,True)
なお、最終ページにのみコントロールを表示したい場合には、ページ番号とページ数を使用して以下の式を設定します。
=IIF(Globals!PageNumberInSection=Globals!TotalPagesInSection,False,True)
グループを設定しているレポートで、グループの最終ページにのみコントロールを表示したい場合には、グループ毎のページ番号/総ページ数を出力する方法についてもご参照ください。