作成日: 2023/12/15 最終更新日: 2023/12/15
文書種別
使用方法
詳細
複数の表をページの上下や左右に並べて出力したい場合、以下の方法が考えられます。
なお、RDLレポートは複数のデータセットの出力に対応していますが、Tableを上下に並べて配置した場合、上側のTableの出力がすべて完了してから、下側のTableの出力が開始されます。
左右に並べて出力することは可能ですが、空行の出力に対応していないため、複数の表を並行して出力する用途には適していません。
サブレポートを使用する
出力するデータも複数である場合は、それぞれの表をサブレポートで作成します。
サブレポートの使用方法については以下のナレッジをご参照ください。
ページレポートでTableのフィルタを設定する
1つのデータをグループ単位で分けて出力したい場合は、ページレポートにTableを複数配置してフィルタを設定します。
具体例として、簡単な時刻表を出力する方法を紹介します。
以下のような日時とフラグのみの単純なデータ構造を想定します。
[
{
"arrival": "2023-12-01T07:00",
"updown": true
},
{
"arrival": "2023-12-01T08:00",
"updown": false
}
]
日付単位で改ページさせるため、ページをグループ化します。
DateValue関数で日時から日付部分を抽出してグループのキーに設定します。
=DateValue([arrival])
左右にTableを配置し、それぞれフィルタを設定します。
左右のページ数を合わせるため、RepeatBlankRowsにFillGroupを設定します。
以下の出力結果になります。
具体的な設定内容はこちらのサンプルをご確認ください。