作成日: 2024/01/19 最終更新日: 2024/01/31
文書種別
制限事項
状況
回避方法あり
詳細
ソフトキーボードコンポーネント(GcSoftKeyboard)で、キーレイアウト(SetDefaultKeyboardLayout メソッド)をかなレイアウト(ひらがな:Hiragana/半角カタカナ:KatakanaHalfWidth/全角カタカナ:KatakanaFullWidth)にしているとき、促音・拗音/濁音・半濁音の文字を入力するために、GcSoftKeyboardの左下の「小゛゜」ボタンを押しても、入力文字にそれらが反映されません。

例えば、「ヤ」を入力し、上記赤枠のボタンを押しても「ャ」にならず、「ヤ」のままの状態となります。
この現象は、以下の「回避方法」の手順にあるOS側のIMEの設定で「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」がオフ(新しいIMEを使用)の場合に発生する、製品の制限事項になります。
新しいIMEを使用している場合、入力文字が変換中(文字にアンダーラインが付いた状態)のときに、マウスで他の場所をクリックすると、変換中の文字が確定します(アンダーラインが消えます)。
GcSoftKeyboardでボタンを押したときは、このような「他の場所をクリックする」という動作と同じ状態になるため、変換中の文字が確定してしまい、促音・拗音/濁音・半濁音の文字に変換できなくなります。
例えば、「ヤ」を入力し、上記赤枠のボタンを押しても「ャ」にならず、「ヤ」のままの状態となります。
この現象は、以下の「回避方法」の手順にあるOS側のIMEの設定で「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」がオフ(新しいIMEを使用)の場合に発生する、製品の制限事項になります。
新しいIMEを使用している場合、入力文字が変換中(文字にアンダーラインが付いた状態)のときに、マウスで他の場所をクリックすると、変換中の文字が確定します(アンダーラインが消えます)。
GcSoftKeyboardでボタンを押したときは、このような「他の場所をクリックする」という動作と同じ状態になるため、変換中の文字が確定してしまい、促音・拗音/濁音・半濁音の文字に変換できなくなります。
回避方法
OS側のIMEの設定で「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」をオンにすることで回避可能です。
- Windowsの「設定」画面を開きます。
- 画面上の検索ボックスに「IME 設定」 と入力し、「日本語 IME 設定」を選択します。
- [全般] を選択します。
- [以前のバージョンの Microsoft IME を使う] をオンに切り替えます。