作成日: 2024/04/10 最終更新日: 2024/04/10
文書種別
使用方法
詳細
セクションレポートの場合
レポート上にChartコントロールを配置した時点でSmartLabelsプロパティ(軸上で目盛りの自動表示)がTrueに設定されます。この設定の場合、軸の目盛間隔、最大値/最小値はコントロールにより自動的に計算されます。
任意の値を設定する場合は、SmartLabelsプロパティをFalseに設定した上で、軸の各プロパティを変更する必要があります。
SmartLabelsプロパティは、グラフデザイナの「軸の書式設定」から変更するか、コードから設定します。
下記のコードは、SmartLabelsプロパティをFalseに設定し、軸の書式を設定する一例です。
◆サンプルコード (C#)
// スマートラベルを無効にします。 this.ChartControl.ChartAreas[0].Axes["AxisY"].SmartLabels = false; // 軸の最大値・最小値、主目盛の間隔を設定します。 this.ChartControl.ChartAreas[0].Axes["AxisY"].Max = 3000; this.ChartControl.ChartAreas[0].Axes["AxisY"].Min = 0; this.ChartControl.ChartAreas[0].Axes["AxisY"].MajorTick.Step = 500;
◆サンプルコード (VB.NET)
' スマートラベルを無効にします。 Me.ChartControl.ChartAreas(0).Axes("AxisY").SmartLabels = False ' 軸の最大値・最小値、主目盛の間隔を設定します。 Me.ChartControl.ChartAreas(0).Axes("AxisY").Max = 3000 Me.ChartControl.ChartAreas(0).Axes("AxisY").Min = 0 Me.ChartControl.ChartAreas(0).Axes("AxisY").MajorTick.Step = 500
ページレポート/RDLレポートの場合
Y軸のプロパティによって最大値・最小値を設定できます。
具体的な手順は以下の通りです。
- デザイナでY軸付近を右クリックし、「プロパティ設定ダイアログ」を選択します。
レポートエクスプローラでY軸ノードを右クリックする方法でも可能です。 - 「スケール」タブを開きます。
- 「最小値」と「最大値」に数値を設定します。
また、目盛間隔は「主グリッド線」タブの「間隔」で設定できます。