作成日: 2024/06/04 最終更新日: 2024/09/18
文書種別
不具合
状況
修正済み
詳細
シートのProtectプロパティをTrueに設定すると、SPREADデザイナ上でシートの設定操作ができなくなります。
たとえば、「ホーム」セクションの書式やセルに関する設定、「挿入」セクションのほとんどの項目が無効化されます。また、右クリックしたときに表示される、コンテキストメニューの一部アイテムが無効化されます。その結果、たとえばヘッダをクリックして、行や列の挿入や削除を行うことができなくなります。
シートのProtectプロパティがTrueの場合、シートがロックされるため、実行時にシートに対する操作が無効化されるのが本来の動作ですが、SPREADデザイナ上でも無効化されてしまいます。
なお、LegacyBehaviorsプロパティをNone以外に設定し、Protectが有効になっている場合にも、シートのProtectプロパティがTrueになるため同様の現象が発生します。
回避方法
Service Pack 1(v17.0.4802.2022/v17.1.0)で修正済み。
Service Pack 1を適用せずに対処する方法としては、SPREADデザイナ上で、シートのProtectプロパティを一時的にFalseに変更してください。