作成日:2025/05/21 最終更新日: 2025/06/26
SPREAD for Windows 17.0J で確認されている、不具合や制限事項は以下の通りです。
- Service Pack2(17.0.4803.2022/17.2.0)
- Service Pack1(17.0.4802.2022/17.1.0)
- 初版(17.0.4801.2022/17.0.0)
- 共通
Service Pack2(17.0.4803.2022/17.2.0)
回避方法あり
- 固定行に「1」を設定した後、行数にも「1」を設定すると、2行目に不正な行ヘッダー番号が表示される
- 作成した SheetView クラスを FpSpread コントロールに追加しないまま、行数や列数を再設定すると、例外が発生する場合がある
- 旧スタイルシステムを有効にした状態でDataAllowAddNewプロパティをTrueにすると、Visual Studioのデザイン画面でフォームを表示する際にエラーが発生する場合がある
- 旧スタイルシステムを有効にした状態で、RowCount や ColumnCount に 規定値(500)を超える値 を設定すると、SPREADデザイナや Visual Studio のデザイン画面でフォームを表示する際にエラーが発生する
- データを連結した後に DataSource プロパティを Nothing に設定し、再度データを連結して列の固定を行うと、固定列が重複して表示される場合がある
Service Pack1(17.0.4802.2022/17.1.0)
回避方法あり
初版(17.0.4801.2022/17.0.0)
回避方法あり
- SheetViewクラスのIterationプロパティをTrueに設定し、RecalculateAllメソッドを複数回実行しても、数式が1回しか再計算されない
- 複数のテーブルを持つデータソースと連結を行うとSPREADデザイナの操作が反映されない場合や強制終了する場合がある
- 従来の印刷ダイアログで印刷範囲、給紙方法、用紙サイズ、印刷の向きを変更しても正しく反映されない
- 印刷の最適化を使用してシートが縮小されるようなルールを定義すると、シートの印刷時にヘッダ/フッタが不正に縮小される
- 階層表示を有効にして親階層のシート操作モードを変更すると、セルのクリック時に子階層のスクロールバーが不正に表示される場合がある
- 印刷の最適化を有効にすると列ヘッダとセルの境界線が正しく表示されない場合がある
- 数式テキストボックスに日本語入力を行うと、最初に入力したキーが不正に確定し正しく入力できない
- ComboAsDataValidationフラグを指定してSaveExcelメソッドを実行すると、コンボボックス型セルの「データの入力規則」がデフォルトの設定から変更される
- 検証アクションが正しく動作しない場合がある
- 印刷の固定行を設定した状態で印刷プレビューを行うと、固定行部分の罫線の一部が表示されない場合がある
- RemoveRowsメソッドでシートの最終行を削除するとデータモデルのChangedイベントが2回発生する
- シートおよびヘッダの列に対して罫線を設定すると、一部のセルの罫線が正しく描画されない場合がある
- 最終行より後の行を指定して改ページを挿入すると、すべての行に改ページが設定される
- シートのOperationModeプロパティをExtendedSelect/MultiSelect/SingleSelectに設定すると、SPREADデザイナ上でも行選択の状態になる
- SPREADデザイナの列のDataFieldプロパティに選択可能なフィールドの一覧が表示されない
- 設計時にLegacyBehaviorsプロパティを変更するとデザイン情報がリセットされる
- 最終列に数式とセルノートが設定されている場合、 最終列以外の列を削除すると例外が発生する
- シートのProtectプロパティをTrueにすると、SPREADデザイナ上でシートの操作ができなくなる
- SPREADデザイナでステータスバーが正しく表示されない
- コンテキストメニューのセル型の項目名で「マルチカラムコンボボックス」と「マルチオプション」が正しく表示されない
- 階層表示使用時にデータセットをクリアするとNullReferenceException例外が発生する場合がある
- タッチ操作でのスクロール時に拡張シェイプの表示が崩れる
- .NET 6/8のプロジェクトでデザイナを起動するとタイトルバーの上部に黒い矩形が表示される
- OpenExcelメソッドを使用してExcelファイルを開くと、Excelのファイル名がSPREADコントロールのNameプロパティの値に設定される
- 数値型セルのMinimumValueプロパティに正の数値を設定し、実行時に0を入力すると例外が発生する場合がある
- データをバインドした行とバインドしていない行が混在する場合、バインド元のデータの行を削除してもシートに空白の行が残る
- リボンコントロールの書式設定で「数値」「会計」「短い日付形式」を選択すると「ユーザー設定」が選択される
- テキストが何も設定されていないセルで編集開始/終了の操作のみ行ったとき、EditModeOffイベントでGeneralEditor.ModifiedプロパティがTrueになる
- ターゲットフレームワークを「.NET 6」から「.NET 8」へ変更すると、セル型のInputManセルが「None」に変更される
共通
現象確認済み
- セルに配列数式が含まれている場合、処理に時間がかかることがある
- 1つのセルをコピーして範囲に貼り付けると、ClipboardPasted イベントの CellRangeプロパティ が正しく取得できない
- 連続する文字列をセルに設定してExcel出力するとエクスポートしたExcelファイルのサイズが大きくなる
- PDFに出力すると、ShrinkToFitプロパティをTrueに設定したセルの文字列の右端が欠ける場合がある
- 大量のデータが設定されたシートをExcel出力すると出力したファイルを開く際にエラーが発生して開けない場合がある
回避方法あり
- リボンコントロールのフォントサイズを拡大すると、数式バー内の文字列が正しく描画されない
- 複数の SPREAD for Windows Forms コントロールで 垂直スクロールを同期している状態において、 いずれかのシートの行数が 0 になると、TopChange イベント内で SetViewportTopRow メソッドを呼び出した際に例外が発生する
- チェックボックス型セルを編集状態にしたままピクセル単位のスクロールを行うと、チェックボックスの位置が正しく表示されず、セルの中央からずれてしまう
- SheetViewのModifiersプロパティをPublicに変更しても、 SPREADデザイナで変更を行うとPrivateに変更されてしまう
- 旧スタイルシステムを有効にした状態で交互行と行に対して背景色を設定すると、Excelエクスポート時に交互行のスタイルが不正になる場合がある
- セルの編集を開始した状態でチェックボックス型セル上にカーソルを移動すると、マウスカーソルがデフォルトの形状になる
- XLOOKUP関数が不正な値を返す場合がある
- MINUTE関数が不正な値を返す場合がある
- [新しいシステム] セルの編集終了時に、検証機能が正しく動作しない場合がある
- DefaultSheetDataModelのChangedイベントでセルに値を設定すると、列に設定した数式が正しく動作しない場合がある
- SaveExcelメソッドで保存したExcelの用紙設定が「Letter」になる
- 旧バージョンとの共存について
- [新しいスタイル]Excelファイルをインポートするとユーザー定義書式が正しくインポートされない場合がある
- Visual Studio 2022をインストールした環境で製品をインストール/アンインストールするとインストーラが終了しない場合がある
- SortRangeメソッドで並び替えを行うとセルのNumberFormatプロパティに設定した書式が解除される
- 旧スタイルシステムを有効にした状態でExcelファイルをインポートすると、その後のSheetViewクラスのCloneメソッドの実行に時間がかかる
- デザインファイル(*.Designer.cs、*.Designer.vb)の手動変更について
- セルノートを設定したSPREADを拡大/縮小すると、矢印を持つ引き出し線がインジケータの位置とずれる場合がある
- セルに罫線を設定してPrintToPdfプロパティでPDF出力を行うとセル左上の罫線が交差する箇所が正しく表示されない場合がある
- .NET 6/8のプロジェクトでAlternatingRowsコレクションエディター上のプロパティを変更すると例外が発生する
- .NET 6/8のプロジェクトでデザイナを起動後にVisual StudioをアクティブにするとVisual Studioが操作不能になる
- セルに罫線を設定したSPREADコントロール上でPDF出力を行うとシートの上部と左側の罫線が正しく出力されない
- 行数や列数より大きい固定領域の行数や列数を設定できない
- 複数行の列ヘッダを有効にしたSPREAD上で印刷の最適化を使用すると列ヘッダとセルの境界線が正しく表示されない場合がある
- Serializer.SaveObjectメソッドでMemoryStreamにモデルの情報を保存するとSerializer.LoadObjectメソッドでの読み込み時に例外が発生する場合がある
- 新バージョンやSPへプロジェクトを移行するとフォームデザイン時に例外エラーが発生する
- 大量のセルにそれぞれ異なるインスタンスで作成したセル型を割り当てると、エクスポートしたExcelを開く際に警告が表示される場合がある
- シートに表示されている行のセル範囲に対して背景色を適用すると、Excelエクスポート時にセル範囲ではなく行全体に背景色が設定される