作成日: 2020/04/15 最終更新日: 2020/04/15
文書種別
使用方法
詳細
1ページ内に、空行を含めて一定の行数を出力する方法は、レポートの形式によって異なります。
※RDLレポートには実現する方法が用意されておりません。
Table、Tablixデータ領域については、製品ヘルプの以下の内容をご参照ください。
ActiveReportsユーザーガイド
- 概念
- ページレポート/RDLレポートの概念
- ページレポート/RDLレポートのレポートコントロール
- Table
- Tablix
なお、Tableデータ領域のグループフッタは空行の上に出力される動作がデフォルトになっていますが、PrintAtBottomプロパティを"True"に設定することで空行の下に出力することも可能です。
※Listデータ領域で空行を出力することはできません。
※RDLレポートには実現する方法が用意されておりません。
セクションレポートの場合
- DetailセクションのRepeatToFillプロパティを使用する方法
DetailセクションのRepeatToFillプロパティを"True"に設定することで、詳細セクションに出力するデータが少なく、1ページに満たない場合に、ページの一番下まで空行を繰り返し出力します。
ただし、RepeatToFillプロパティによる動作はレポートのレイアウトに依存するため、レポートのレイアウトによっては、想定通りに動作しない場合がございます。詳細については、製品ヘルプの以下の内容をご参照ください。
クラスライブラリリファレンス
- GrapeCity.ActiveReports アセンブリ
- 名前空間
- GrapeCity.ActiveReports.SectionReportModel 名前空間
- クラス
- Detail
- プロパティ
- RepeatToFill プロパティ - DataSetに空行を含める方法
データソースから取得したデータを加工し、空行を含んだDataSetを作成して、レポートのDataSourceプロパティにセットすれば、バウンドレポートで任意の箇所に空行を出力することが可能です。
DataSetをデータソースとしてレポートを作成する方法につきましては、製品ヘルプの以下の項目をご参照ください。
ActiveReportsユーザーガイド
- サンプルとチュートリアル
- サンプル
- Samples
- DataBindingのサンプル
- セクションレポートのサンプル
- データバウンド サンプル
- よくある質問
- セクションレポート
- データベース
- 「複数のテーブルを持ったDataSetのデータを表示する」
DataSetの作成方法については、MSDNライブラリ等の各種関係資料をご参照ください。
DataSet の作成および使用
- FetchDataイベントを利用する方法
バウンドレポートにおいて、データソースのレコードがEOFに達した場合、FetchDataイベント内で引数eArgs.EOFが"True"になり、レポートの生成処理が終了します。
このとき、コード上で引数eArgs.EOFをFalseに変更することで、レコードがEOFに達した状態でも、任意の数だけDetailセクションを出力することが可能となります。
FetchDataイベントの使用方法につきましては、製品ヘルプの以下の項目をご参照ください。
クラスライブラリリファレンス
- GrapeCity.ActiveReports アセンブリ
- 名前空間
- GrapeCity.ActiveReports 名前空間
- クラス
- SectionReport
- イベント
- FetchData イベント
- アンバウンドレポートによる方法
アンバウンドレポートでは、レコードの移動やデータのセットなどの処理を、コード上で任意に行いますので、ご要望のような動作が可能となります。
たとえば、FetchDataイベント内で、グループ化のキーとなるデータが変化したら、レコードの移動は行わずに、任意の回数(行数)分だけFieldsコレクションに空のデータをセットするような方法で、空行を出力することが可能です。
製品ヘルプの以下の内容において、上記のような方法による空行出力を説明しております。
ActiveReportsユーザーガイド
- サンプルとチュートリアル
- サンプル
- Samples
- DataBindingのサンプル
- セクションレポートのサンプル
- アンバウンドデータ サンプル
- チュートリアル
- セクションレポートのチュートリアル
- レイアウト
- アンバウンドレポートでのグループ化
- Overlayメソッドで枠線のみの別のレポートを重ね合わせる方法
Pagesコレクションの Overlayメソッドを使用することで、レポート上の任意のページに、別のレポートのページを重ね合わせて合成することが可能です。
たとえば、1ページ分の枠線のみを設定したレポートを別途用意し、本体のレポート(データを出力したレポート)と同数のページだけ作成して、その上に Overlayメソッドで重ね合わせれば、常に同じレイアウトのレポートを生成できます。
※一定の行数や特定のグループ毎に改ページしたい場合、予め本体のレポートに改ページの制御を加える必要がございます。後述の「関連情報」等をご参考の上、ご検討ください。
この方法は、各セクションの高さが固定(CanGrow/CanShrinkプロパティがいずれもFalse)で、全てのページについてレポートレイアウト(枠線の描画位置)が全く同一である場合に有効な方法です。こちらの方法もご検討ください。
Overlayメソッドの使用方法については、製品ヘルプの以下の内容をご参照ください。
ActiveReportsユーザーガイド
- サンプルとチュートリアル
- チュートリアル
- セクションレポートのチュートリアル
- レイアウト
- ページテンプレートの適用(レターヘッド)
- LayoutActionプロパティを使用する方法
レポートのLayoutActionプロパティをコード上で切り替えることで、レコードを移動させずにセクションのみを出力することが可能です。こちらのプロパティを使用すれば、(バウンドレポート上で)任意の位置に空行を出力することが可能です。
LayoutActionプロパティの使用方法については、製品ヘルプの以下の内容をご参照ください。
ActiveReportsユーザーガイド
- サンプルとチュートリアル
- チュートリアル
- セクションレポートのチュートリアル
- レイアウト
- ラベル形式のレポート
クラスライブラリリファレンス
- GrapeCity.ActiveReports アセンブリ
- 名前空間
- GrapeCity.ActiveReports 名前空間
- クラス
- SectionReport
- プロパティ
- LayoutAction プロパティ - FetchDataイベントを利用する方法
ページレポートの場合
Table、Tablixデータ領域のRepeatToFillプロパティを"True"に設定することで、固定行数の表形式でレポートを作成できます。Table、Tablixデータ領域については、製品ヘルプの以下の内容をご参照ください。
ActiveReportsユーザーガイド
- 概念
- ページレポート/RDLレポートの概念
- ページレポート/RDLレポートのレポートコントロール
- Table
- Tablix
なお、Tableデータ領域のグループフッタは空行の上に出力される動作がデフォルトになっていますが、PrintAtBottomプロパティを"True"に設定することで空行の下に出力することも可能です。
※Listデータ領域で空行を出力することはできません。
製品ヘルプ
ActiveReports for .NET 14.0J オンラインヘルプ
関連情報
旧文書番号
85411